新素材多彩に提案/豊島 テックスビジョン05で

2005年10月12日 (水曜日)

 13―15日の3日間、愛知県蒲郡市で開催される「テックスビジョン2005ミカワ」(会場・蒲郡商工会議所ホール)の新素材コーナーは、豊島が前回展に引き続き担当、新素材を提案する。

 出展コンセプトは“オーガニック・グリーンテキスタイル”で、環境と共生できる糸素材を提案。環境とファッションの共生、エコロジーで自然との調和を訴求していく。

 綿(オーガニック)/麻、綿(オーガニック)/テンセルなどで、オーガニックコットンシリーズなどの原糸をはじめ、綿/麻/テンセルCSY使いのテキスタイル。高密度テキスタイルのドレープ性のある生地など、さらに綿/麻(オーガニック使い)のムラ糸のテキスタイルなど紹介。

 また、麻の清涼感と表面変化(効果)のカジュアルテキスタイル。竹繊維については開繊の竹繊維で抗菌・消臭で製品はソックス。コンパクト糸は近藤紡績所の商品。ダイワボウのMILEY(ミレー)は保湿性のあるもので、ミルク繊維の一つでもあり、レディースソックスを提案する。

 コーナーを担当する豊島二部の子安光徳部長は「新素材コーナーは紡績や合繊メーカーが担当していたが、前回より当社に展示スペースを与えられた。単に糸にとどまらず、オール豊島のネットワークへの機会作りに機能していきたい」と語った。