ハナビラタケ商品化に成功/ユニチカ
2002年12月16日 (月曜日)
ユニチカは抗潰瘍活性が高いβ―グルカンを豊富に含むというハナビラタケの人工栽培を民学共同で開発に成功。同社が成長事業に位置付ける生活環境事業として生産、販売を開始する。
この事業化に伴い、同社の豊橋事業所内に5億円を投資し、来年1月から専用工場の建設に着手する。完成予定は同年4月。生産能力は年間2000トンを予定しており、初年度5億円、5年後50億円の販売を計画している。
ハナビラタケはアガリクス茸の3~4倍のβ―グルカンを含有することがすでに確認され、血糖値抑制効果や高コレステロール改善効果もあるという。しかし希少性が薄く、人工栽培は困難とされていた。