伊藤忠/愛知万博で独占販売権「愛・地球博」公式グッズ
2002年06月25日 (火曜日)
伊藤忠商事は24日、2005年3月から半年間、愛知県で開かれる日本国際博覧会「愛・地球博」の公式グッズの独占販売権を取得した、と発表した。同社がマスターライセンシーオフィスとなり、公式記念品、マスコットキャラクター(=イラスト)、博覧会の名称などの制作・販売・使用承認業務を担う。
伊藤忠は、万博のテーマである「自然と叡智」をもとに商品計画から店舗・販売計画まで一貫してプロデュースする。商品構成は「キャラクター」「ライフスタイル」「コラボレーション」の3つの切り口で設定。衣料品から服飾・日用雑貨、スポーツ用品、食品などで商品化する。
オープニング1000日前の今月29日から販売活動を開始し、(1)ライセンス供与(2)会場内での物販――で80億~100億円の取り扱いを見込む。
また、29日には博覧会協会主催によるイベントがJR名古屋駅前のタワーズガーデンで開かれ、その場でマスコットキャラクターの名称を発表する。
伊藤忠は名古屋支社内に「愛・地球博マスターライセンシーオフィス」(電話052・203・2080)を設け、活動拠点とする。7月25日午後2時からは名古屋市東区のウィルあいち(愛知県女性総合センター)で、キャラクターグッズに関する説明会を開く。