村田機械/米の現法3社を統合/産業機械の新会社設立
2002年06月18日 (火曜日)
村田機械は米国における産業機械分野の現地法人を統合し「Murata Machinery USA」(以下、MMUSA)を設立、6月1日から業務を開始した。
統合の対象はムラタ・オブ・アメリカ(繊維機械部門)、ムラタ・オートメイテッド・システムズ(ロジスティクス&オートメーション部門)、ムラタ・ウイデマン(工作機械部門)の3社。
旧3社は村田機械の事業分野別の米国現地法人として、いずれもノースカロライナ州シャーロット市に1974年から90年にかけて設立。それぞれの事業分野の販売およびカスタマーサポートを展開してきた。今回の統合により、管理業務の集約化など効率化を進め、MMUSAを北南米の中枢拠点として機能を充実させる計画だ。
今回の統合には、テキサス州プラノに拠点を置く情報機器販売会社のムラテック・アメリカは含まれていない。
MMUSAの社長には西尾雅治取締役が就任。社員167人でスタートし、初年度売上高1億700万米ドル(約130億円、03年5月期)を計画する。