“チャレンジ”に期待
2025年04月02日 (水曜日)

1日から多くの企業が新年度を迎え、入社式が執り行われた。繊維企業のトップからは若い力による“チャレンジ”に期待を寄せる言葉が多く贈られた。
東レの大矢光雄社長は新入社員に向けて「業務の基本動作や基礎知識を身に付けた上で、失敗を恐れることなく、チャレンジ精神をもってもらいたい」と強調した。帝人の内川哲茂社長も「どんどん挑戦し、健全な失敗をたくさん経験して大きな成功をつかんでほしい」と話す。
3月31日に入社式を実施した帝人フロンティアの平田恭成社長も「新たな挑戦に向けた若い皆さんの意見やアイデアに期待している」と話す。
旭化成の工藤幸四郎社長は「(旭化成の)歴史を学ぶことによって、『旭化成とは何者なのか、何を為すために生まれてきたのか』を、創業者・野口遵に思いをはせながら考えてほしい」と言う。東洋紡の竹内郁夫社長も「当社の企業理念『順理則裕』は創業者・渋沢栄一の座右の銘。現代のサステイナビリティーにも通じる思想を150年前から持っていた」と企業の歴史に思いをはせる重要性を指摘する。
クラボウの西垣伸二社長は事業の多角化と同時に大原美術館や大原記念労働科学研究所、倉敷中央病院の設立などに触れ「100年以上前からSDGs(持続可能な開発目標)に通じる社会貢献活動に取り組んできた」とし、「勇気ある改革者、先駆者」であることを求める。クラレの川原仁社長も「企業の社会的責任や社会貢献を体現してきた歴史がある。『世のため、他人のやれないことをやる』という使命」を強調した。
三陽商会の大江伸治社長は「クリエーティブかつ高い倫理観を有すること」を求めた。ボンマックスの外川雄一社長も「蔦屋重三郎のように常識を変える発想力やとことんプラス思考で物事を考えられるようになってほしい」と新しい感性に期待を寄せる。