ごえんぼう
2025年04月02日 (水曜日)
東京放送局(現在のNHK東京ラジオ第1放送)が1925年3月22日に始めた日本初のラジオ放送から、今年で100年になる▼音声メディアとして、ラジオドラマなどに欠かせない音響効果音も発達。雪の上で歩く音を木綿など袋に入った片栗粉をもんだりつかんだりして「キュキュキュ」と表現するなど、音作りの職人技も磨かれた▼近年はラジオの聴取率が落ち込み、聴取者の高齢化も進む。SNSやYouTubeなどインターネット媒体が盛況の中で、ラジオに費やす時間が相対的に減少している▼インターネット上で配信される音声コンテンツが楽しめるポッドキャストなど、ラジオ局を経ずに音声配信できる手法も出ている。生き残るのには既存の殻を打ち破り、ラジオ、音声だからこそできる魅力や価値を打ち出すことが必要との声も強い。取り巻く環境の厳しさが増している新聞業界にも同じことが言えるのだが。