ごえんぼう

2025年04月01日 (火曜日)

 米国合衆国憲法は、現在も機能する成文憲法としては世界最古とされる。発効は1788年。修正は行われているが、240年近く続くことに改めて驚く▼第2次世界大戦後の覇権国家が米国であることに間違いはないだろう。覇権国家の思惑によって世界の情勢は変わる。日本における戦後の経済発展とバブル崩壊後の失われた30年は、米国が意図したものとする説がある▼その米国が強い日本を再び求めているという。米国でコンサルティング会社を経営する齋藤ジンさんが著書『世界の秩序が変わるとき/新自由主義からのゲームチェンジ』(文春新書)で説く。〈日本は数十年に一度のチャンスを迎えている〉と▼齋藤さんの世界情勢の分析には説得力があり、中には背筋が寒くなるようなシナリオもあった。日本経済がどうなるかは実際には分からない。どうなろうが、企業にとって「続いていく」ことが重要なのは分かる。