ごえんぼう

2025年03月31日 (月曜日)

 先日、大学時代の友人に久々に会った。大学の教授をしており、書類整理や資料作成に人工知能(AI)を活用しているそうで、「もはや手放せない」と話す▼本紙でのAIの利用は特集の表紙作成や文章の校正ぐらい。しかし、最近では業務効率化や取引で、企業のAIの有効活用がどんどん広がっている▼夜空を見上げれば無数に星がある。地球以上の文明を持つ星があってもおかしくないが、いまだ存在する証拠がない。物理学者エンリコ・フェルミが「みんなどこにいるんだろうね?」と発した言葉から生まれたのがフェルミのパラドックスだ。その理由の一つとして異星人と交流できるほど文明が発展する前に、AIの暴走で自滅するという説がある▼「AIの暴走を防ぐには」と、チャットGPTに聞いてみた。結論として「人類がAIをコントロールし続けられるかどうかが、未来の鍵を握っています」のだそう。