菅公学生服/1万本使ったアート完成/エコフラワーでご当地キャラ制作
2025年03月28日 (金曜日)
菅公学生服は27日、制服の余り生地をアップサイクルして作った「エコフラワー」を使って制作した、繊維産業が盛んな岡山県倉敷市児島地域のキャラクター「Gパンだ」像を披露した。地元企業団体や児島商工会議所、倉敷市とともに進める児島アートプロジェクト(PJ)の一環。像はJR児島駅の構内にアート作品として展示される。
同社では昨年9月から、「Gパンだ!こじまエコまちSDGs」を展開している。児島地域を中心に、岡山、大阪、京都、兵庫、滋賀、岩手の小・中・高校38校、5050人の児童、生徒が参加。国産ジーンズ発祥の地とされる児島の「Gパン」と「パンダ」を組み合わせたご当地キャラクター、Gパンだをエコフラワーで制作した。
Gパンだ像は高さが約2メートル。エコフラワーを約1万本使って作った。JR児島駅構内で開かれた除幕式で、菅公学生服の尾﨑茂社長は「今年は大阪・関西万博や瀬戸内国際芸術祭もある。観光面でも児島を元気づけていく一助になれば」とあいさつした。
エコフラワーPJは、大阪・関西万博が進める持続可能な社会づくりに貢献する活動、共創チャレンジにも登録されている。