繊維リソースいしかわ／機械・高性能繊維など紹介／2月から産資講座開催

2025年02月03日 （月曜日）

　繊維リソースいしかわ（金沢市）は2、3月に産業資材をテーマにした「令和6年度いしかわ繊維大学マネジメント支援講座（上級）」を開催する。合繊メーカー、商社、機械メーカーの産業資材用途などを紹介し、産地企業とのマッチングにより新たな事業を構築するのが狙い。

　第1回（2月19日午後1時半～3時40分）は「国内需要が高い海外繊維関連設備（アルケミー製噴霧式染色機、ＶＤＷ製電子ジャカード、ＳＡＨＭ製ワインダーなど）の紹介」をテーマに伊藤忠マシンテクノス繊維機械第一部部長代行の青野允哉氏と有本卓司氏が講演する。

　第2回は（2月26日同）は「高機能繊維『クラロン』『ベクトラン』の製造・特性及び産業資材用途における活用事例紹介」をテーマに、クラレ岡山事業所産資開発部グループリーダーの堀越敬史氏が、第3回（3月5日同）は「ナノ多孔ファイバーの海外連携と、産業資材への応用」をテーマにファイバークレーズ社長の長曾我部俊也氏が、第4回（3月13日同）は「高機能繊維カイノール及び、その炭素繊維・活性炭繊維の特徴、技術開発動向、用途展開について」をテーマに、群栄化学工業の開発本部商品技術部主任研究員、堀口哲也氏、営業・マーケティング本部の村田晋一氏がそれぞれ講演する。

　リアルとオンライン併用でリアルの会場は石川県地場産業振興センター新館2階（金沢市）、リアルの定員は50人。受講費は通期で会員1万2千円、非会員1万4千円。個別（1日）は会員4千円、非会員5千円。申し込み締め切りは通期が2月14日、個別は各講座の1週間前。問い合わせは同社（電話０７６・２６８・８１１５）まで。