繊維ニュース

マルヤス/繊維向けに納入開始/再生装置でロスを原料に

2025年02月03日 (月曜日)

 計量装置など製造販売のマルヤス(愛媛県新居浜市)は、非溶解圧縮再生装置「エコペレGP―3」で繊維メーカーへの納入を開始した。引き続き繊維関連の問い合わせは多く、サンプル試験にも柔軟に対応する。廃棄されるロスを原料化することで、大きなコストメリットを生み出せると言う。

 「エコペレGP」シリーズは非加熱圧縮再生装置として2008年に、GP―1の販売を開始。21年には大幅に生産能力を向上させたGP―2を発売した。GP―2はフィルムのトリミングロスなどを装置に直接投入し、ねじり、延伸、圧縮、カットと工程を経ることで、高密度で均一な形状の再生ペレットを作ることができる。

 GP―3は最初に温度を上げたエリアにフィルムを通し、少し柔らかくなった状態で延伸をかけ、GP―2と同じ工程を通す。

 温熱エリアがあることで、再生可能なフィルムの種類と対応可能なサイズが大幅に拡大した。溶融再生方式に比べ、物性変化を抑えることが、可能。非加熱再生方式に比べて高密度で比重も高く、形状も均一となり使用できる製品も広がった。

 これまでは主にフィルムやシート業界で採用が進んできた。関心の高かった化学繊維についてもさまざまな試験により再生方法を確立。廃棄されるロスの原料化による費用対効果は高い。

 サンプル依頼を通じ、再生可能かどうか、その方法を含め検討する。さらに、来社しての立ち会い試験や貸し出しでの試験も受け付けている。