豊島「コットンリサーチクラブ」/無地のブランド発売/国内生産にこだわり
2025年01月21日 (火曜日)
豊島は、メード・イン・ジャパンをコンセプトにしたフランクボディー(無地状態)のブランド「コットンリサーチクラブ」の提案を開始する。ディレクターに「ア・ベイシング・エイプ」を手掛けた山野辺一徳、山野辺勧二の両氏を迎え、Tシャツ、スエット、フーディー、スエットパンツ、デニムといったアイテムをBtoBで展開する。米・カリフォルニア州ロングビーチで23日から開かれるアパレル見本市「インプレッションズ・エキスポ2025」で披露する。
同ブランドは、90年代の素材やシルエットのイメージを追求する。紡績、生地、縫製については国内にこだわり、東紀繊維(大阪市中央区)やカイハラ(広島県福山市)の生産体制を活用する。
Tシャツには、米国のコットン空紡糸6・6オンス丸胴と、ネップやむら感がある5・6オンスのラフィーを使用した。スエットにも、米国コットンの11・2オンスの裏毛起毛と14オンスのつり裏毛を採用した。デニムは14・75オンスのセルビッチデニムを使い、素材にこだわったモノ作りを提案する。いずれもオープン価格とする。