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ジム/25秋冬は素材力/ニットと異素材の融合も

2025年01月17日 (金曜日)

 メンズニット専業アパレルのジム(東京都渋谷区)は、素材開発やハイゲージの強化などを25秋冬向け商品のキーワードに掲げる。素材や商品のバリエーションを増やしており、主力のカシミヤ100%製品に加え、スーパー140の梳毛ウールを使ったアイテム、ニットと異素材を組み合わせた商品などを打ち出す。

 同社は、2025年に創業60年を迎えた。原料の高騰や円安によるコスト上昇など、ニット業界を取り巻く環境は厳しい。八木原保会長は「働き手不足もあって国内産地はシュリンクしている。モノ作りは難しくなっているが、今をチャンスと捉え、25秋冬物の展開に臨む」と前向きに話した。

 主力のカシミヤグループでは、100%紡毛では10 ゲージ天竺や甘編みなどをラインアップ。そのほか、カシミヤ60%・シルク40%、カシミヤ20%・綿80%の商品をそろえ、表がカシミヤ100%で裏がアメリカンシーアイランドコットンのアイテムも投入する。

 スーパー140の梳毛糸使いでは14ゲージのニット、30ゲージに丸編み製品をラインアップし、8~12月に対応する。ニットと異素材の組み合わせでは、裏毛や圧縮素材、ナイロン、スエードなどと融合している。これらは糸、編み立てから染め、縫製まで国内で生産する。

 海外生産によって販売価格を抑えた製品もそろえる。横編み製品は12~14ゲージが中心で、丸編み製品もラインアップしている。