インターテキスタイル上海/サステ、デジタルに焦点/3月11~13日に開催
2025年01月09日 (木曜日)
【上海支局】生地・副資材の国際見本市「インターテキスタイル上海アパレルファブリックス2025春夏」が、3月11~13日に開かれる。サステイナビリティーとデジタルに焦点を当てた展示を行う。中国が短期滞在のビザ免除対象国を昨年から増やしていることから、海外来場者が増える可能性がある。
24秋冬展に続き、サステ製品を取り扱う出展者を集めたエリア「エコロジー・チェック」を設ける。第三者機関の審査を通過した企業だけが出展する。同エリア以外の出展者も、審査を通過した企業のブースには「エコロジー」のアイコンを掲示する。これにより、サステ素材を探す来場者の利便性を高める。
デジタルソリューションコーナーでは、デザインソフトを活用した生地設計やシミュレーションなどを紹介する。
中国は昨年から、短期滞在のビザを免除する措置を強めている。昨年11月には、日本など9カ国をビザ免除対象国に加えた。これで対象国は、38カ国になった。今回展は、こうした国々からの来場者が増える見通しだ。