繊維ニュース

地元経済を前に/児島商工会議所

2025年01月07日 (火曜日)

 児島商工会議所(岡山県倉敷市)は6日、倉敷市内のホテルで新年互礼会を開いた。地元企業関係者や伊東香織市長、国会議員、県会議員など120人が出席した。

 尾﨑茂会頭(菅公学生服社長)は冒頭のあいさつで、昨年起きた能登半島地震や米国、国内での選挙などに触れ、「激動の1年だった」と振り返った。今年もドナルド・トランプ氏が米大統領に就任するほか、国内では大阪・関西万博が開かれるなど、「いろんなことが起こる」とした上で、「商工会議所として注意深く動向を見守り、経済に与える影響を勘案しながら、地元経済を前に進めていく。これが1丁目1番地の役割」と述べた。

 児島地域に目を向けると、昨年は「新型コロナウイルス禍が明けて、さまざまなイベントが元通りになってきた」。特に、昨年11月に開かれた「2024秋児島フェス #せんいさい」は「コロナ禍で落ち込んでいた観客数が戻る以上に、最多の観客数となった」と説明。児島エリアや繊維産業などの活性化を目的に進める委員会活動も「少しずつ実を結びつつある」と語った。