エドウイン/上海展で日本製デニム訴求/ブランド知名度向上へ
2024年12月20日 (金曜日)
【上海支局】エドウインは、グループ会社の伊藤忠繊維貿易〈中国〉(略称ITS)が15~18日に上海市内で開いた2025秋冬合同展に出展し、ジーンズブランド「エドウイン」を訴求した。これを機に、中国で同ブランドの知名度向上に取り組んでいく。
日本のコンセプトショップ「EDWIN TOKYO HARAJUKU」と、海外の卸し先のみで展開する日本製ジーンズを前面に打ち出し、日本国内の自社工場で丁寧にモノ作りしていることを紹介した。
コンセプトショップでの中国人観光客向けの販売がここ数年伸びていることから、中国市場でのアピールを強化することになった。当面は展示会に出展するなどし、ブランド知名度を高めながら、卸し先の開拓に取り組んでいく。
同社はこれまで、台湾の同ブランド代理商に中国内販も委託していたが、思うような結果を得られなかった。そのため、伊藤忠グループと連携した新たな体制で内販を再スタートする。
同展にはエドウインのほか、ITSが運営するアウトドアウエア「グラミチ」、ダウンブランド「ファーストダウン」、カジュアル「ガンホー」、ITSが販売代行するインナーダウン「タイオン」の計5ブランドが出展した。これらブランドの卸し先である中国全土のセレクトショップのバイヤーが多数来場した。