トンボ1129デザインコンクール/受賞作を駅のデジタルサイネージでも紹介
2024年12月03日 (火曜日)
トンボは11月29日の〝いい服の日”に、第15回「トンボ1129デザインコンクール」の受賞作品を公式サイトで発表した。1295校から応募があり、応募総数は1万4478点。制服デザイン部門の最優秀賞には福井県立高志高等学校(福井市)1年の谷口心春さんの作品、「和が理想の和洋制服」が輝いた。
福井をイメージできるアジサイと水仙の柄を施し、青と白を基調とした上品なデザインに仕上げた。自然豊かな福井の良さを表現している。セーラー服と詰め襟をベースのデザインに落とし込んだ。
体育着デザイン部門の最優秀賞作品に選ばれたのは、宮城県涌谷高等学校(宮城県涌谷町)3年の菅原華愛さんの「華やか着物風ジャージ」。着物風の柄を大胆にプリントした華やかなジャージーとなっている。
今までにない制服や体育着のアイデアを募集するアイデア部門の最優秀賞作品には、長野市立広徳中学校1年、飯川陽愛さんの「『備えあれば多忙なし』制服」が選ばれた。「中学生は思ったより忙しく、制服を工夫すれば楽になりリラックスできるのでは」との考えから、胸元のリボンに水筒を入れることができる機能など、さまざまな工夫を取り入れた。
いい服の日は2007年から進めるブランディング活動の一環。今回は制服デザイン部門(6817点)、体育着デザイン部門(6053点)、アイデア部門(1608点)から最優秀賞、優秀賞、入選作品、学校賞を選んだ。
11月29日にはJR岡山駅のデジタルサイネージを“ジャック”し、受賞作品を発信した。