繊維ニュース

トンボ/花王とパートナーシップ/中学生にSDGs講座

2024年11月27日 (水曜日)

 トンボはこのほど、花王とパートナーシップを結んだ。今後は、学校で勉強会などを開き、学生に衣類の大切さや環境問題について学んでもらう機会を提供していく。

 花王は衣類の形崩れを回復させる効果が実証されている“おしゃれ着用洗剤”「エマール」を展開しながら、“サステナブルファッション”を提案してきた。トンボも耐久性に優れた機能性の高い制服提供によって、衣料品の消費量の抑制や循環型社会の実現に貢献してきた。制服を長く奇麗に着用し、サステナブルファッションの実現に貢献したいとの思いから、パートナーシップ締結に至った。

 13日には、和洋国府台女子中学校(千葉県市川市)の1年生約120人に、制服を3年間奇麗に使い続けることの重要性を伝えるSDGs(持続可能な開発目標)講座を実施した。トンボの担当者が、制服の耐久性や機能性の高さなど長く着続けることができる理由などを説明。花王の担当者はエマールの効能のほか、衣料品を1年長く着ることでCO2排出量削減に貢献できることなどについて解説した。