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菅公学生服調査/デジタル採寸の認知度は?/「機会があれば利用したい」約半数

2024年11月05日 (火曜日)

 菅公学生服はこのほど、「学校制服の購入方法の変化」として、スマートフォンなどを通して自宅で採寸ができるデジタル採寸の認知や利用意向、制服の試着・採寸の必要性などについて調査した。対象は中学生、高校生の子供を持つ親1200人。

 デジタル採寸の認知状況については、「知らないが、機会があれば活用したい」が50・5%で約半分を占めた。「知っていて、利用した経験がある」は2・8%、「知っているが、利用した経験はない」が14・4%で、デジタル採寸を知っているという回答は2割に満たなかった。

 新入学の制服購入時における着用者本人の試着、採寸の必要性については、中高生全体で「必要だと思う」が48・4%で半数近くを占めた。「どちらかと言えば、必要だと思う」も37・6%だった。身長が伸びる時期である中学生男子では「必要だと思う」と「どちらかと言えば、必要だと思う」との回答を合わせると約9割となった。

 新入学時の制服購入場所の利用意向についても聞いた。「制服の専門店」が45・8%で最多となり、「学校内」(27・5%)、「一般の洋品店」(20・3%)、「インターネット等の通信販売」(19・3%)、「量販店・スーパー」(16・1%)、「百貨店・デパート」(15・5%)、「リユースショップ」(12・6%)と続いた。