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プラステ/有楽町マルイで限定ラボ/14サイズそろうパンツ提案

2024年10月17日 (木曜日)

 ファーストリテイリング傘下のプラステは15日から、専門スタッフが顧客の身長や骨格に合わせたパンツのサイズやコーディネートを提案する「美脚スタイルラボ」を有楽町マルイ店(東京都千代田区)で始めた。11月4日まで。足が奇麗に見える「プラススタイルパンツ」の全てのシルエットとサイズを用意する。

 秋冬に打ち出すプラススタイルパンツは東レと共同開発した「ウォームリザーブ」素材を使用。同パンツは吸湿発熱性や保温性に優れるほか、伸縮性が高く自宅の洗濯機で洗える。スティック、ワイド、テーパードの3シルエットを用意。今シーズンから新たにXXXSとXXXLサイズにそれぞれ「丈長め」を追加。各シルエット最大14サイズをそろえる。

 15日に開いた報道陣向け内覧会には、お笑い芸人の横澤夏子さんとタレントの井上咲楽さんがゲスト参加。身長172センチの横澤さんは、いつもLサイズのパンツをはいていると言う。この日は、骨格診断の資格を持つ同社の専門スタッフ「コーデリスト」の提案で「Lサイズの丈長め」を試着。「いつも丈の長さが合わないのが悩みだが、これはサイズ感が絶妙で“神パンツ”」と絶賛した。

 身長151センチの低身長で「自分にぴったり合うパンツ選びに苦労する」と話す井上さんも、「これだけサイズがあると自分に最適な1本が見つかりそう」と笑顔で話した。

 同社の伊藤なつきマーケティング部長は「働く女性がサイズ選びに苦労するアイテムの1位がパンツ。特に身長150センチ以下や170センチ以上の人でその傾向が強い」と指摘。「美脚スタイルラボでは、オンライン販売や一部店舗でしか取り扱ってないサイズも含めて全てそろっている」とアピールした。