ごえんぼう

2024年09月13日 (金曜日)

 睡眠にもジェンダーギャップがあるようだ。イケア・ジャパンによる「眠りの調査」で分かった▼家事や育児など「家での平等」に「満足」と回答した人の過半数は睡眠にも満足しているが、「不満」と答えた人の約8割は睡眠に満足していない。別の調査によると、家事や育児の主な担い手は女性で、世界平均も日本も35%前後。だが、男性との回答は世界平均14%、日本4%だった▼OECD(経済協力開発機構)の調査では、日本は睡眠時間が最も短いことで常連。加盟国平均比1時間強短く、一般的にも知られるようになってきた。ただ、男性より女性の方が短いことはどうだろう。直近の2021年調査では女性の方が約13分短い。加盟国平均は女性の方が長く、日本人女性は世界で最も寝ていないとされる▼とはいえ、家庭の事情はさまざまで、頭ごなしに批判しても仕方がない。わが家では息子の家事力向上作戦を始めようか。