繊維ニュース

菅公学生服/エコフラワーで児島のキャラ/参加校を募集

2024年09月12日 (木曜日)

 菅公学生服は10日、制服の余り生地をアップサイクルして作った「エコフラワー」を使い、繊維産業が盛んな岡山県倉敷市児島地域のキャラクター「Gパンだ」を制作するプロジェクト(PJ)、「Gパンだ!こじまエコまちSDGs」を始めた。地元企業団体や児島商工会議所、倉敷市とともに進める児島アートPJの一環。

 同社では制服生産時などに発生する余り生地をエコフラワーにアップサイクルするPJを進めている。子供たちが地球環境のためにできることについて考える機会を提供し、学びを支援するもので、来年開かれる大阪・関西万博の参加型プログラム「TEAM EXPO 2025」にも登録されている。

 今PJでは、同社の創業の地でもある児島に、約2㍍の巨大なGパンだをエコフラワーで作る。完成品はJR児島駅に来年3月27日から展示する予定。

 これに伴い、エコフラワー制作に協力する学校を募る。受付期間は11月30日まで。対象は国内の小学校、中学校、高校などで、特設サイトのフォーム(https://kanko-gakuseifuku.co.jp/company/challenge/kojima-art)から申し込む。