繊維ニュース

三愛/綿100%ワークウエア訴求/豊富なラインアップで

2024年08月23日 (金曜日)

 ワークウエア製造卸の三愛(岡山県倉敷市)は24秋冬向けに、豊富なラインアップの綿100%ワークウエアを改めて訴求する。「火が燃え広がりにくい特性を持つ綿100%の強みを生かす」(三國徹社長)として、さらに機能を付与したワークウエアで攻勢を強める。

 JA2501シリーズは、綿100%でありながら18%以上という高い伸長率を備えるクラボウの「バンジーコットン」を採用した。生地の伸縮性に加え、腕の可動域を広げるノーフォーク仕様など動きやすさにこだわって設計。企業納入向けを意識してベーシックなデザインに仕上げた。

 イージーケア加工によって速乾性や形状安定性を施したのはJA236とJA2301シリーズ。繊維を内部から膨潤させる液体アンモニア加工を施し、洗濯による収縮を軽減。シワになりにくいためアイロンも不要。

 防炎加工を施したB96シリーズで、燃えにくさの指標となるLoI値(限界酸素指数)が30に達成する。火の粉が入りにくい内ポケット仕様のB96Kも展開する。

 ベーシックで価格訴求力も高い綿100%作業服98シリーズや日本製の素材を使った綿100%作業服、80500シリーズも展開。豊富なラインアップから、職種や要望に合った商品を選ぶことができる。