北陸ヤーンフェア2024/過去最多の出展者数に/台湾・紡拓会と交流
2024年08月21日 (水曜日)
糸を軸にした総合展「北陸ヤーンフェア2024」が11月13~14日、石川県産業展示館(金沢市)で開かれる。出展企業・団体数は78社(前年比14社増)で、福井で開催された昨年に続いて過去最多を更新した。台湾からも3社が出展するなど23社が初出展となる。
海外からの出展も受け入れ、台湾から展頌、昶明国際、東隆興業が初出展する。主催者の石川県繊維協会、福井県繊維協会と、台湾の繊維業界団体である中華民国紡織業拓展会(紡拓会)が進める交流の一環で、日本側は10月15~17日に台湾で開かれる繊維総合展「台北紡織展」(TITAS)に参加する。TITASに出展する日本企業は、シモムラ、福井経編興業、前多の3社。
繊維機械関連の出展社数が引き続き増え、伊藤忠マシンテクノスが5小間で出展するほか、豊田自動織機、高山リード、木地リードなどが初めて出展。商社も増え、瀧定名古屋や豊田通商などが初出展する。
今回の展示会テーマは「サスティナブルな繊維の未来~新たな絆へ~」。展示スペースは110小間で、昨年から22・5小間増えて過去最大の規模となる。