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菅公学生服/制服の成長機能は?/保護者600人に調査

2024年08月08日 (木曜日)

 菅公学生服はこのほど、中学校で子供が着用していた制服のタイプ、制服の成長機能の有無と内容、その機能の使用状況について調査したデータを発表した。対象は高校1年生の子供を持つ保護者600人。

 小学校高学年から中学校の期間は子供の成長期で、入学時に着ていた制服が秋には小さくなっていたというケースもある。制服の中には成長に対応してサイズアップできる「成長機能」を持った制服がある。

 まず、中学校の制服(冬服)タイプについて聞いた。男子はブレザーが47・7%、詰め襟が44・7%、女子はブレザーが42・3%、セーラー服が34・3%で、どちらもブレザータイプが多かった。

 続いて、制服の成長機能の有無と内容について聞いた。男子は「袖丈を伸ばすことができた」(42・0%)が一番多く、女子は「スカートをアジャスターで調整できた」(29・3%)が最も多かった。「成長機能は付いていない」「わからない・制服は着ていない」との回答も見られた。

 成長機能の使用状況では、「袖丈を伸ばした」「着丈を伸ばした」「スラックスやスカートの裾を伸ばした」が多く、女子では「スカートをアジャスターで調整した」(43・8%)が最多だった。

 一方、成長機能付きの制服でも「成長機能は使っていない」(男子27・6%、女子39・2%)という回答もあった。