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アイムス/デニム小物拡販へ/大阪のアンテナショップでも

2024年08月07日 (水曜日)

 国産ジーンズやデニム雑貨製造卸のアイムス(岡山県倉敷市)は、土産品ブランド「オトモ」のデニム小物を大阪にあるアンテナショップ「クラシキ」で販売を始めた。大橋孝英社長は「児島ジーンズストリートに置く直営店『038オミヤ』での販売以外にも卸売りを広げたい」と話す。

 クラシキは、倉敷市が7月末に大阪駅直結の複合施設JPタワー(大阪市北区)内の商業施設「キッテ大阪」で開業。倉敷市特産の雑貨や食品を販売する。

 クラシキ以外にも、明治時代の倉敷紡績所(現クラボウ)の工場を改装した商業施設アイビースクエア(倉敷市)や瀬戸中央自動車道にある鴻ノ池サービスエリア(同)で販売する。今後は、総合小売業への卸売りも計画している。

 「国内の縫製工場を守るため、縫った人に適正な加工料を支払うことができる価格設定にしていく」(大橋社長)方針で、価格は2千~3千円に設定する。このほど新たにデニムで作った小さいかばんも販売を始め、攻勢を強める。