繊維ニュース

制服回収で5市と連携/菅公学生服など

2024年06月28日 (金曜日)

 菅公学生服がJEPLAN(ジェプラン、旧日本環境設計)と協働して進めている「制服・体操服の循環型プロジェクト(PJ)」において、このほど福岡市、北九州市、福岡県宗像市、群馬県沼田市、滋賀県彦根市との連携が決まった。

 学区内の設置の同意が得られた公立中学、高校に回収ボックスを設置して不要になった制服、体操服を回収する。資源の循環につなげるとともに、生徒らに循環型社会を作っていく大切さを、実体験を交えながら感じてもらう。

 同PJは昨年に始動した。制服、体操服の回収からスタートし、将来的には再生ポリエステル原料「ブリングマテリアル」を使った制服や体操服の開発を目指す。また、セミナーなどを通し、生徒らが主体的に考える学びの機会も提供する。