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帝人フロンティア/伊アパレル企業と合弁/サステなアウター拡販へ

2024年06月26日 (水曜日)

 帝人フロンティアは、イタリアのアパレル企業、セーブ・ザ・ダック社と、サステイナブル・アウターウエア「セーブ・ザ・ダック」の日本における輸入・販売を目的とした合弁会社を設立し、25日に営業を開始した。同アウターウエアの日本での販売拡大を図っていく。

 新会社の名称は「SAVE THE DUCK JAPAN株式会社」。資本金は1億円で、セーブ・ザ・ダック社が51%、帝人フロンティアが49%出資する。社長は帝人フロンティアの治田兼一氏が務める。所在地は東京都港区。

 帝人フロンティアは、2020年からセーブ・ザ・ダックの製品を日本国内で販売してきた。事業の拡大に向けて同社が持つオペレーション機能やリサイクル原料を使用した機能性素材の活用などを検討してきた。今回の合弁会社設立は日本での事業拡大の一環で、発展的な関係構築を目指す。

 本社内のSAVE THE DUCK JAPANのショールームで事前予約制の25春夏展示会を開催中。7月5日まで。