往来

2024年06月14日 (金曜日)

 「向き合う大切さも必要」と話すのはシキボウの中条洋子戦略素材企画推進室長。経済産業省の試算によると、2025年時点で女性の悩みに対してさまざまな製品やサービスで寄り添うフェムテックによる経済効果は年間約2兆円と推計。現代女性は、平均4、5人の子供を出産した戦前に比べ、生涯で約10倍の月経回数を経験するといわれる。女性の中には「生理がつらいのは当たり前と思い込んでいる人も多い」。しかし、吸水ショーツなどさまざまな繊維製品で解決できる問題も多く、まずはフェムテックに対する「啓蒙活動が重要」。認知度の向上で「ウェルビーイングに働ける」社会になっていくことを「願っている」。