ごえんぼう

2024年06月04日 (火曜日)

 JR東日本などの鉄道事業者8社は、近距離の磁気乗車券を、QRコードを使用した乗車券に置き換えると発表した。2026年度末以降、順次実施する▼置き換えの理由の一つとして挙げたのが環境への対応だ。磁気乗車券をリサイクルする場合、磁気層の分離・廃棄が必要になり、一定の環境負荷がかかる。QRコード乗車券には磁気層がなく、リサイクルが容易な用紙も活用できる▼多くの人が交通系ICカードを利用し、JR東日本によると、首都圏エリアでの磁気乗車券利用率は5~10%。ただ、JR新宿駅だけでも1日平均乗車人数は60万人を超え、磁気乗車券は相当数が出ているはず。リサイクルは不可欠だろう▼リサイクルでは繊維も負けていない。異素材除去技術が開発され、易リサイクルにつながるモノマテリアルにも目が向けられている。繊維to繊維が当たり前の時代が近づく。われわれが歴史の証人になる。