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トンボ/創作屋を完全子会社化/7月に全株式取得

2024年03月21日 (木曜日)

 トンボは、紳士服などアパレル製品の製造を手掛ける創作屋(岡山県総社市)の発行済全株式を取得し、完全子会社化する。子会社化は7月1日を予定する。

 子会社化によって製品の品質や生産効率の向上が見込まれることに加え、シナジーを生み出すことで顧客にさらなる価値を提供。さらに両社のブランド価値も高める。創作屋は今後も従来からの事業を継続する。トンボから創作屋への従業員の派遣は「現状未定」(トンボ)。トンボは「岡山だけでなく日本の縫製文化を守る思いで今後、ウエアの企画・製造・販売に励んでいく」としている。

 創作屋は1946年創業、73年設立。アパレルOEMや自社ブランド商品の製造販売などを行っている。従業員数は約70人で、2023年7月期の売上高は4億8千万円。