日系商社各社/「インテキ上海」に合わせ合同展/集客力狙いに
2024年03月11日 (月曜日)
【上海支局】植山織物、タキヒヨー、ヤギ、蝶理、清原の中国法人5社は6、7日の2日間、上海市内で合同展を開いた。弘伸の中国法人は4~8日、上海市内の社内常設スペースで個展を開催した。双方とも集客力を高めることを目的に、「インターテキスタイル(インテキ)上海アパレルファブリックス2024春夏」の会期に合わせた。
合同展出展の5社のうち、ヤギと蝶理は初出展。ヤギの中国法人、譜洛革時〈上海〉貿易(プログレス上海)は今年、丸編み地の中国内販を約4年ぶりに再開した。今回展では、渦流精紡機「ボルテックス」の糸を使った清涼感のある丸編み地「DEPEND(ディペンド)」や、米綿を使い鮮やかな色合いと軟らかい風合いを実現した「ULTIMA(ウルティマ)」などをアピールした。
蝶理の中国法人、蝶理〈中国〉商業は、自社の素材を中心にした生地を、製品一貫で提案した。サンプル製品は、織物製から編み物製まで幅広く取りそろえた。ネット通販ブランドを意識し、備蓄品の生地も一部展示した。
弘伸の中国法人、弘伸〈上海〉商貿はエイガールズの丸編み地を中心に、日本製編み物を訴求した。地場の高級ネット通販ブランドが来場し、多数の生地を手にとっていた。