ごえんぼう

2024年01月19日 (金曜日)

 特売で消耗品をまとめ買い。ストック置き場が狭いので、コンパクト洗剤や2倍巻きトイレットペーパーにした▼いわゆる「スぺパ」の一種。スペパとはスペースパフォーマンス(空間対効果)の略で、限られた空間の有効活用を意味する。リモートワークが普及し、家でオン/オフを切り替える必要が生じて注目されるようになったという。折り畳み式や多機能の家具・家電、壁面収納などが代表的な事例だ▼スペパを知る人は3割弱(トランクルーム事業のアンビシャス調べ)、まだそれほど多くない。その言葉は知らなくても、スペパを意識した部屋作りを実践している人は多く、今風の呼称が付いただけと言えなくもない▼コスパやタイパもそう。その概念、行動は昔からある。少し違うのは、「~パ」には満足度の意味もあること。単なる節約、時短、省空間ではなく、それで得られる満足度が重要。仕事の効率化も同じだろう。