繊維ニュース

能登半島地震の支援活動/日本タオル工組連合会/帝人グループ/ワコール/マッシュHD/グンゼ/サンゲツ

2024年01月18日 (木曜日)

〈タオル2万枚/日本タオル工組連合会〉

 日本タオル工業組合連合会(大阪府泉佐野市)は国や自治体からの要請に応じ、被災地にフェースタオル・バスタオル各1万枚を提供、陸送チャーター便などを活用して被災地に送った。今後も各所からの要請に合わせ、支援を継続する。

〈義援金と物資提供/帝人グループ〉

 帝人グループは、総額6千万円相当の支援を行う。帝人は義援金4千万円を寄付し、帝人フロンティアは義援金と支援物資合わせて2千万円相当を寄付する。支援物資は、寝具や衣類などの自社製品を現地の要望に沿って提供する。

〈使い切りインナーなど追加/ワコール〉

 ワコールは追加支援として、紙素材と不織布を使用した1回着用で使い切る「使いきりインナー」の無償提供を決め、同社に対して直接要望のあった自治体やボランティアグループへの発送を開始した。同インナーをはじめとする物資支援の問い合わせはワコールお客様センター(0120・307・056)まで。

 同社は、災害義援金1千万円の提供に加え、物資支援も行っている。肌着などの支援物質は業界団体などを通じて行っている。

〈1千万円寄付/マッシュHD〉

 マッシュホールディングス(HD)はこのほど、石川県の災害義援金窓口を通じて1千万円を寄付した。また、グループ企業が販売する化粧水やハンドクリームなど約1千点、計270万円相当の物資を順次輸送する。物資の提供は年間を通して行う予定。

〈第2弾で肌着1万2千枚など/グンゼ〉

 グンゼはこのほど、緊急災害対応アライアンス・シーマを通じ第2弾の支援物資となる保温肌着上下(紳士、婦人)1万2千枚、保温靴下4千足を七尾市に届けた。

〈義援金1千万円/サンゲツ〉

 サンゲツは日本赤十字社を通じて、義援金1千万円を寄付することを決めた。行政や自治体と連携しながら、被災地の生活環境や住環境改善のための資材・建材などの供給支援も検討している。