繊維ニュース

能登半島地震の支援活動

2024年01月16日 (火曜日)

〈義援金と物資/東洋紡グループ〉

 東洋紡と東洋紡エムシーは、被災地に対して義援金と支援物資を供出する。東洋紡グループとして日本赤十字社を通じて義援金1千万円を寄付するほか、東洋紡エムシーが同社の3次元繊維構造体「ブレスエアー」を使った寒冷地対応防災寝袋約300枚を支援物資として供出する。

〈毛布などを提供/オンワードHD〉

 オンワードホールディングス(HD)は、同社が回収した衣料品から生産するリサイクル毛布・軍手、リユース衣料品の提供を行う。さらに売り上げの一部を義援金として寄付する。日本赤十字社を通じ、義援金配分委員会に送金、被災者の生活支援に充てる。

〈義援金800万円/豊田合成〉

 豊田合成は被災地にジャパンプラットフォームを通じ、義援金800万円を拠出することを決めた。

〈チャリティータオルなど/エスエスケイ〉

 エスエスケイは13日、石川県白山市でサポートするサッカーJ2のツエーゲン金沢とともに被災者を支援する募金活動、チャリティータオル販売を行った。

 8日に予定されていたファンイベントが地震のためオンラインでの開催となったため、イベントで配布する予定だったタオルを「チャリティータオル」として販売した。

 集まった義援金はイオンモール白山の義援金窓口を通じて、タオルの収益全額は北國新聞社の義援金窓口を通じて石川県に寄付される。ヒュンメルの防寒ウエアを送る準備も進めている。

〈アップティーで支援/丸井織物〉

 丸井織物(石川県中能登町)が展開するオリジナルグッズのオンデマンドサービス「UP―T」(アップティー)は、「復興支援プロジェクト」を始めた。特設サイトで支援Tシャツ・グッズを販売し、売り上げの60%を義援金として被災した自治体に寄付する。

 支援グッズは、「がんばろう石川!がんばろう能登!」と「NO need TO worry」の2種類のデザインで、3アイテムをそろえる。