特集 東海産地(1)/価格転嫁で働き手確保へ/尾西毛織工業協同組合/知多織物工業協同組合

2024年01月12日 (金曜日)

 綿やウールなどの天然繊維を主力とする東海産地は用途によって濃淡はあるものの、総じて厳しい状況にある。新型コロナウイルス禍が落ち着き国内経済は回復しつつあるが、産地までその余波は届いていない。コスト高や生産現場の縮小などの課題も多い。

 ウール使いのスーツやフォーマル地の需要は...

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