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「インテキ深セン2024」/市内中心部に会場変更/来年6月5~7日開催へ

2023年12月25日 (月曜日)

 【上海支局】華南市場に焦点を当てた生地・副資材展「大湾区国際紡織面料及輔料博覧会(インターテキスタイル深セン アパレルファブリックス2024=インテキ深セン)」は、2024年6月5~7日に開かれる。会場は、19年展まで使用していた深セン市(広東省)中心部の深セン会展中心に変更する。主催者がこのほど、発表した。

 会場となる深セン会展中心は、市中心部の福田区にある。同展は19年まで「深セン国際紡織面料及輔料博覧会」の中国語名称で、深セン会展中心で開かれてきたが、20年に現在の名称に変更し、会場を郊外の深セン国際会展中心に移した。

 深セン国際会展中心は、大湾区(グレーターベイエリア)のランドマークとして地元政府の肝いりで開業したが、市内からのアクセスが不便で、周辺の開発も遅々として進んでいない。そのため、今回の変更は出展者、来場者双方で歓迎され、来場者数の増加につながりそうだ。

 先月6~8日に開かれた「インターテキスタイル深セン2023」には、国内外約1500社が出展した。日系企業からはスタイレム瀧定大阪、サンウェル、双日ファッション、宇仁繊維、豊島、クラボウ、桑村繊維、KIRARI、SHINDO、アイリス、アトリエミネエダの11社が出展した。