三菱ケミカルグループ/ティーバッグ外袋に生分解性樹脂

2023年09月22日 (金曜日)

 三菱ケミカルグループが展開する植物由来生分解性樹脂「BioPBS」が、起立工商会社の茶葉ブランド「EN TEA」ティーバッグ製品のリニューアルパウチ(外袋)にシーラント層とチャックに採用された。同樹脂を使ったリニューアル品は20日から販売されている。

 BioPBSは、自然界の微生物によって水と二酸化炭素に分解される。生分解性に加え、低温ヒートシール性や柔軟性といった特徴も持っており、食品などの包装材として採用が広がっている。同社グループは、同樹脂などの展開を通じてサステイナブル社会の実現に貢献するとしている。

 EN TEAは、「とりまくヒトやコトの調和がとれた『美しい茶』」をコンセプトとする。リニューアル品は、バリア層や接着剤などにも生分解性素材を使用している。