「インテキ上海23秋展」/ジャパン館に32社出展/28~30日開催

2023年08月17日 (木曜日)

 【上海支局】服地と副資材の国際展示会「インターテキスタイル上海アパレルファブリックス2023秋展」が、28~30日に国家会展中心〈上海〉で開かれる。日系出展者が集まる「ジャパン・パビリオン」には、新型コロナウイルス禍前の19年秋展実績を超える32社が出展する。

 日本ファッション・ウィーク推進機構(JFWO)が主催するジャパン・パビリオンの新規出展者は、島田商事、トーホー、キラリ、ラン、ザ ワン、サンファスニングシステムズの6社。日東ボタン、クラボウ、セーレン、モナ・ニット、コスモテキスタイル、蝶理の6社は、数年ぶりに出展を再開する。

 3月に開かれた同春展の来場者数は、延べ約10万人だった。コロナ禍の影響を受け、1年半ぶりの開催となった反動が表れ、過去最多となった。ジャパン・パビリオンは、その中でもひと際にぎわい、初日のピーク時は通路が来場者であふれ、身動きが難しいほどだった。今回展も盛り上がりが期待される。

 一方、コロナ禍を厳格に抑える「ゼロコロナ」政策は解除されたが、景気低迷を受け中国アパレル市場は振るわない。同展も一定の影響を受ける可能性がある。