秋のAFF・東京は1千小間規模へ/中紡広告展覧・翟鑫総経理

2023年04月12日 (水曜日)

 AFF・大阪が11日、マイドームおおさかで開幕した。全ての出展者がリアル参加での開催は2019年以来。AFFを運営する中紡広告展覧の翟鑫総経理に今後のAFFの展開を聞いた。

 ――19年以来のリアル商談のみでの開催となりました。

 昨年12月の東京展は、オンラインも併用しましたが、今回は全ての出展者がリアルに参加しています。OEMの展示会としては、オンラインでの商談が難しい。やはり対面での商談が一番ですね。

 ――今回の出展者の意欲は。

 昨年12月に中国の新型コロナウイルス対策が緩和されて以降、中国企業は海外へ向けた取り組みを拡大しています。今回展への出展募集も早々に締め切りに達するほどで、予想以上の意欲を感じています。もっと募集すれば倍は集まったのではないでしょうか。

 ――秋には東京展も予定しています。

 9月20~22日のAFF・東京は東京ビッグサイトの南1~4ホールを使い、展示面積2万平方メートル、1千小間へと拡大します。これまでのAFF・東京は500小間程度でしたが、今後倍の規模で開催していきます。このために市場ニーズに合わせ出展内容も拡大します。これまでのアパレルを中心とした500小間に加え、ホームファッションや服飾品、アウトドア、ペット用品などライフスタイル全般へと広げていきます。AFFにとっては新たな挑戦です。

 参加企業の意欲も高く、既に予定の1千小間近くの申し込みが来ています。出展者の拡大に合わせて来場者も増やしていきます。さらに来年6月にも同所で同規模での開催を予定しており、新しいイメージを定着させていきます。