菅公学生服調査レポート/学校制服の必要性は/中高生の親を対象に調査

2023年01月10日 (火曜日)

 菅公学生服はこのほど、全国の中学・高校生の親3600人(父親2194人、母親1406人)を対象に、「保護者が考える“学校制服の必要性”」について調べた。

 学校制服の必要性について、47・3%が「あったほうがよい」と答えた。「どちらかと言えば、あったほうがよい」は39・9%で、合わせると87・2%が学校制服は必要だと回答した。地域で差が見られ、東北、中国・四国、九州・沖縄では、学校制服が必要という回答は90%以上となった。

 学校制服の良い点として「毎日の服装に悩まなくていい」が70・2%で最多。「学生らしく見える」も51・7%と半数を超えた。次いで「経済的である(私服をたくさん買わなくていい)」(35・7%)、「服装による個人差がでなくていい(平等である)」(33・4%)などがあげられた(グラフ)。

 学校制服に必要だと思う点については「洗濯・お手入れのしやすさ」が69・0%でトップに。次点も「家庭で洗濯できる」(61・9%)で、洗濯の容易さが求められていることが分かった。このほか「丈夫さ・耐久性」(49・5%)、「動きやすさ」(46・8%)、「シワにならない」(41・2%)といった機能面に加え、「性別に関わらず着たい制服が選べる」(8・7%)という多様性へ配慮した回答もみられた。