ドトールコーヒー包装材に採用/三菱ケミカルG

2022年12月20日 (火曜日)

 三菱ケミカルグループ(G)が展開する植物由来の生分解性樹脂「BioPBS」がこのほどドトールコーヒーの「初釜オンラインショップ数量限定セット」(写真)の包装材に採用された。

 包装材は生分解性のある素材を使いながら酸素、水蒸気、香気の透過を防ぎ、コーヒー豆のおいしさも保つことが可能。

 一般的なコーヒー豆向けの袋では脱気用のプラスチックバルブが使用されているが、シール部分に脱気機構を一体形成しているため、プラスチックの使用量削減にも貢献している。

 同社グループは今後もBioPBSの展開を通じて食品やサステイナビリティーといった注目市場における機能商品の事業拡大に取り組む。