山梨県絹人繊織物工業組合/オランダの展示会に出展/郡内産地の6社参加

2022年09月02日 (金曜日)

 山梨県絹人繊織物工業組合は、今日2日から4日にオランダ・アムステルダムで開催される展示会「モノ・ジャパン」に出展する。同県富士吉田市や西桂町を中心とする郡内産地の製品の欧州販路開拓の一環。6社が出展し、現地の消費者を対象とした即売会も実施する。リアル展への出展は今回が初めて。

 テンジンファクトリーはリネンのバッグやキッチンクロスを、ワタナベテキスタイルはブランケットを、前田源商店はオーガニックコットン製品を、mutoは天然繊維を使ったストールを、富士桜工房はストールとポーチを、舟久保織物はほぐし織のストールを紹介する。

 モノ・ジャパンは、日本のクラフトやデザインプロダクトに特化した展示・即売会として2016年にスタートし、日本のプロダクトの浸透に貢献している。同組合では昨年オンライン展示会に参加した。そのほか欧州販路の開拓では、イタリアの服地見本市「ミラノ・ウニカ」などに継続出展してきた。