トレードワルツの第三者割当増資引き受け/豊島

2022年09月02日 (金曜日)

 豊島はこのほど、貿易情報連携プラットフォーム「TradeWaltz」を運営するトレードワルツ(東京都千代田区)が実施する第三者割当増資を引き受けた。

 同プラットフォームは実務者の手元業務を電子化し、44%以上の業務効率化を生み出すと実証実験で証明。4月には輸出入の基本機能を具備した製品版をリリースしている。

 豊島は世界各国から原料や糸、生地の買い付け・販売、製品の企画から生産までの一連のプロセスを手掛ける。その中でアパレル貿易はサンプル件数が多いことや、品目ごとに申告手続きが必要になるなど膨大かつ煩雑で、貿易業務のデジタル化や効率化が急務だった。

 今後はICT(情報通信技術)を基盤として課題解決に役立つ提案を行うライフスタイル商社として、ファッション業界全体へ同プラットフォームの普及促進を図るとしている。