豊島「ラブラドールレトリバー」/アパレル向けにOEM提案/サブライセンシーも募集

2022年07月12日 (火曜日)

 豊島は、マスターライセンス権を持つブランド「ラブラドールレトリバー」を活用した事業を強化する。アパレルブランドに対してはOEM/ODMを提案し、タオルやバッグといった各製品の専業メーカーに向けてはサブライセンシーを募る。パートナー企業を増やすことでグッズ展開の幅を広げ、同ブランドの認知度向上につなげる。

 ラブラドールレトリバーは1988年9月、原宿裏通りで同名の店舗がオープンし、ブランドとしてもスタートを切った。同店は米国で仕入れた商品と、犬のラブラドールレトリバーをモチーフにした独自商品を取り扱った。衣料や雑貨を通じてライフスタイルを提案するセレクトショップの先駆けとして人気を博した。

 豊島は2021年11月、ブランドオーナーのニューイングランド(東京都渋谷区)と商品化のライセンスパートナー契約を締結した。

 マスターライセンシーとして、アパレルブランドには、衣料や雑貨などを企画・生産し納品するOEM/ODMを提案する。ダブルネームでの展開も視野に入れる。

 サブライセンシーも募集しており、タオル、バッグ、靴・サンダル、靴下、寝装寝具などアパレル製品以外の専業メーカーとも連携してブランドを広めていく。