PVパリ/初の7月開催/44カ国1190社で

2022年06月23日 (木曜日)

 服地を中心としたファッション関連の総合見本市、「プルミエール・ヴィジョン(PV)・パリ」が7月5~7日、フランス・パリのノールヴィルパント見本市会場で開かれる。対象シーズンは23秋冬。同見本市が7月に開催されるのは今回が初。選定委員会の審査を通過した44カ国1190社が出展する。4~8日はオンライン展「デジタル・ウィーク」との併催。

 1190社という出展者数は、2021年9月展と比べて32%増で、21年2月展比では10%増。以前から「9月開催では遅い」という出展者、来場者双方からの指摘があったことを受け、今回から7月に前倒しする。イタリアで開催される服地見本市の「ミラノ・ウニカ」は、17年に会期を9月から7月に早めている。

 出展者数の国別上位は、イタリア326社、トルコ212社、フランス154社、ポルトガル63社、中国57社、スペイン50社、韓国45社、インド30社、英国30社、日本27社。

 見本市別の内訳は、PVヤーン47社、PVファブリック594社、PVレザー132社、PVマニュファクチャリング・レザー18社、PVデザイン56社、PVアクセサリー197社、PVマニュファクチャリング126社、スマート・クリエーション38社。