バイオエンプラがスズキの自動車に/三菱ケミカルHDG
2022年05月27日 (金曜日)
三菱ケミカルホールディングスグループ(HDG)のバイオエンプラ「デュラビオ」がスズキの「S―CROSS」のフロントグリルに採用された。同車は2021年12月より販売されており、デュラビオがスズキの自動車の外装部品に採用されるのは今回が初めて。
デュラビオは再生可能な植物由来原料であるイソソルバイドを使用するバイオエンプラで、耐衝撃性、耐候性、耐熱性などで従来の一般的なエンプラよりも優れた性能を持つ。
発色性がよく着色剤を配合するだけで光沢のある高度な意匠性を実現で、表面が硬く擦り傷が付きにくいという特徴もあるため、塗装・コーティング工程が不要となり、製造時に発生するVOCを低減できる。