菅公学生服調査レポート/学校制服の必要性は?/教員1400人に調査
2022年05月02日 (月曜日)
菅公学生服はこのほど、教員が考える学校制服の必要性に関する調査データを同社の調査レポート「カンコーホームルーム」で公開した。学校制服の必要性や良い点、制服に必要だと思うことについて、全国の中学校・高校に勤務する教員1400人を対象に調査した。
学校制服の必要性について、約8割が必要だと回答。学校制服の良い点としては、「毎日の服装に悩まなくていい」(中学校70・9%、高校69・6%)、「経済的である(私服をたくさん買わなくていい)」(中学校55・7%、高校50・4%)、「服装による個人差がなくていい(平等である)」(中学校50・3%、高校42・3%)などが挙げられ、利便性や経済性、平等性を評価していることが分かった。
学校制服に必要な要素では、中学校の教員は「動きやすさ」(59・9%)、高校の教員は「丈夫さ・耐久性」(60・0%)が上位を占めた。続いて、「家庭で洗濯できる」「着心地・肌触りの良さ」「汚れにくい・汚れが目立たない」などが挙げられ、「性別に関わらず着たい制服が選べる」といった性の多様性への配慮を必要とする回答もあった。