インドネシア/1~3月電力販売8%増/経済回復の兆候

2022年04月20日 (水曜日)

 インドネシアの国営電力PLNはこのほど、第1四半期(1~3月)の電力販売量が前年同期比8・4%増の65・42テラワット時だったと発表した。新型コロナウイルスによる打撃からの経済回復の兆候を示した。

 3月時点の契約容量は15万3744メガボルトアンペアで、前年同期から11・3%増加した。

 広報・CSR担当のアグン・ムルディフィ氏によると、1~3月の産業向けの電力販売量は2万1953ギガワット時(21・95テラワット時)で、電力消費量全体の33・6%を占めた。

 3月の産業向け電力販売量は前年同月比16%増で、成長率は前年同月の4%から加速した。セクター別では、繊維が14%増の2・8ギガワット時で最大。鉄鋼が10%増の2ギガワット時、化学が8%増の1・6ギガワット時、セメントが7%増の1・4ギガワット時などだった。

 アグン氏は、産業向けの電力販売量が伸びた要因の一つとして、自家発電施設を所有する企業への電力供給を増やしたことを挙げた。農業、畜産業、農園業、水産業、海洋産業などでも顧客を拡大していく方針を示した。[NNA]