上海の新型コロナ禍/都市封鎖の影響長期化か/縫製工場など休業延長

2022年04月04日 (月曜日)

 【上海支局】上海市は1日、3月28日から始めた浦東エリアを中心とした第1弾の都市封鎖を終了し、第2弾の浦西エリアの封鎖を始めた。第1弾のエリアで感染者が出た団地や地域では、隔離が延長された。そのため、縫製工場などが操業を再開できていない。都市封鎖の影響が長期化しそうだ。

 上海市は31日、新たな政策を発表した。第1弾のエリアの感染者が出た団地では、感染者が住む棟を11日まで隔離する。その他の棟は4日まで隔離し、その後11日までを健康観察期間とする。

 同エリアになった金山区の縫製工場、上海沁富紡績品は3月31日夜、地元政府から1週間の封鎖延長を要請された。呉永豊総経理は「これで13日連続で操業が休止になる。たとえ今再開できても、プリントや副資材などのサプライヤーが休業のため、生産は難しい」と頭を抱える。

 プリーツ加工の上海井上プリーツ(浦東新区)も、工場の再開を延期した。「8割の社員が団地での隔離が延長になり、出社できない」(井上勝博董事長)ためだ。

 上海市は、新型コロナウイルスの感染拡大の抑止を目的に、浦東などのエリアを3月28日から4月1日まで封鎖した。第2弾の浦西エリアは5日まで封鎖する。